働くデフレーゼ!女性目線のマーケティング

デフレ時代を賢く生きたい生活者として、長年企業で働く女性として、日々の暮らしや仕事でふと感じたり、こんなものがあればいいのに!と思ったことを綴っていきます

働く私の神家電、ドラム式自動洗濯乾燥機

現代の家電「三種の神器とは、ロボット掃除機、食洗機、全自動洗濯乾燥機、の3つのことらしい。

前2つは持っていないけれど、働く女性として、私が最も助かっているのはドラム式全自動洗濯乾燥機!

朝、予約セッティングして、仕事から帰ってきた時にはできあがっている。当たり前?手抜き?、どう言われようとも、私にとっては神家電

以前は、乾燥機能のない普通の縦型洗濯機を長年使っていた。

脱水時には洗濯機ごとガタガタ揺れて大きく音をたて、排水管の音も夜だとかなり響く。マンションの階下に迷惑なため、20時頃には洗濯終了するように予約をして出勤。

でも残業で夜遅くなり、帰ってみれば、洗濯機の奥底にシワシワ・表面だけカピカピになった大きな洗濯物の塊。「あー、洗い直し!」

もう夜中だから、翌朝再度予約し直して出勤。でもその日も深夜残業…シワシワ・カピカピ。「あー、また洗い直し…」

このうんざりデジャブが月曜から木曜まで4日続いた時はさすがに情けない思いだった。

仕事は忙しく、洗濯物を干すために早くなんて帰れない。帰りの電車の中では、ただでさえ疲れているのに、帰った時のシーンが脳裏にうかび気も重い。

だから転居時は、新しい洗濯機を置ける防水パンの広さも部屋探しの決め手のひとつとなった。
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実際に洗濯乾燥機を使ってみると、

干す手間もなければ取り込む必要もない。洗濯機から出したほんのり暖かい洗濯物を、そのまま軽くたたんで引き出しや棚にしまい終了・・・感動。(もちろんアイロンの必要なものは別)

だから外干し時に天候の急変にやきもきする必要もないし、部屋干しの洗濯物が室内にぶらさがっている生活感も、気になる臭いもなくなる。

2台目に替えたらさらに進化していた。

洗濯して干したものより、乾燥機を使った方がずっと柔らかいのには驚いた(特にタオル類と肌着)。

予約時間を大きく超えて帰宅したときも、冷えてしおっとしてしまわないように、時折り回ってふわっとした暖かさを保ってくれる機能もついていた。

もう洗濯物のために帰宅時間を気にすることは一切なくなった。これが働く女性(男性も!)の味方でなくて何でしょう。

って、なんか思い切り、洗濯機屋の回し者みたいになってるけれど、家事と仕事のバランスにおいて本当に助かっているのだから仕方ない。

でもデフレーゼあんのとしては、そうは言いつつあまりコストがかかるのは許しはせぬ。

日常の衣料品はもちろん、シーツ・カバー類、厚めのジャンパー、布製バックも(ネットに入れて)洗濯機にポイっ。ドライマークタグの日用衣料も問題なく洗えてるから、洗濯機を買ってからクリーニング屋にはほとんど行かなくなった。それだけでも結構元がとれる。

クリーニングに出したら1回何千円もかかる厚手のカーテンや、毛布や掛布団も、ちょっと汗や埃やダニが気になったらすぐ丸ごと洗え、普通とそう変わらない時間でホカホカに乾燥

だから、ひとりorふたり暮らしでも10Kg程度の大きめのを買ったほうが、価格は少し高くても、その便利さと何年も使った時の費用対効果は高いと思う。(小さいと布団やカーテンが入らないから)

ちなみに私は、最新機種が出たあとひとつ型落ちの(でも機能はほとんど変わらない)機種をかなりお安く調達。

その2台目は、乾燥音も小さくなり、洗濯~乾燥までの時間も短くなっている。節電機能も向上しているのか、電気代は少し安くなったかも(調子に乗って洗濯回数が増えたけれど)。

正直言って、日本の白物家電は、働く人間のことをあまり考えていないのではないか?という不満を長いこと持っていた。

1台目のドラム式を買った頃はまだまだ「全自動洗濯乾燥機は、小さい子供のいる家庭の専業主婦が使うもの。」のイメージでしか機能設計していないのではないかと、便利ながらも結構不満に思うところがあったけれど、今は随分と改善されてきて、メーカーの変化を少し感じる。

次に期待するのは「自動アイロン機」。アイロンの進化版じゃなくて、全自動洗濯乾燥アイロン機ね。至急開発のほど、よろしくお願いします!

あと5月にも書いたけれど、「お風呂用ロボット掃除機」もまだですか~?

あんのでした。

ビル解体をエンタメ化。通行人が避けて通る場所から、観に行く場所に。

日本の建築・建設技術というのは本当にすごいなー、と素人ながらに感嘆することが多い。免震・耐震技術、暮らしを快適にする技術…日々進化している。

建設と言うと、建てていく方につい目がいきがちだけれど、実は、ビルなど建築物の解体技術、これがまた世界的に大変優れていると聞いた。

世界のびっくり映像みたいな番組で、どこかの国で、高層ビルを爆破して一気に倒壊させる派手な解体シーンを見たことがある。ものすごい砂埃が舞い上がり、どれだけ大音響なのか想像がつくような映像。

狭く密集の高い日本の街中でそんな解体の仕方は、危険すぎてまずしないし、許されない。

解体と一言で言ってもいろいろな工法があるようで、

建設中のビルがどんどん高くなっていく映像を逆回転させたみたいな、高層ビルが徐々に背が低くなっていき、気づかぬうちに解体されている、だるま落としのような工法とか、

またガスや石油タンクのような球形建築物を、天井から渦巻状に切断して、長細い切断部分がたれ下がっていく、まるでリンゴの皮むきをしていくような工法など、

各社が、より安全と効率を目指して様々な技術を生み出し、しのぎを削っている。

でも私たちが通常工事現場に抱くイメージは、楽しいとか親近感といったものとはほど遠く、「工事早く終わってくれないかなー」程度の感覚しか持っていないのが普通ではないだろうか。

それって、なんだかもったいない気がする

どれだけ高度な世界に誇れる技術が今目の前で行われているのか、この職人さんたちがどれだけ格好いい仕事をしているのか、といったことを、建設土木業界はもっと世間にアピールしていってもいいのでは?

でも、いくら高度といっても、ただ単に技術的な説明を延々とされても(特に多くの女性は)あまり興味を覚えない。

なので、たとえば、ビル解体作業現場の外側を囲っている防御壁(?)にAR(拡張現実)マーカーをいくつかつけて、それをスマホでかざせば(ウエラブルでも)、解体中のビルの現役の姿や、解体後の新たな建設予定のビルもARで見れる。というのは?(もちろん安全を確保した上で)

NHKブラタモリで毎回、その場所が江戸時代どんなだったか、風景や建物をCGやアニメによって再現して、最後に現在の風景と重ね合わせる演出がある。10数秒程度だけどタイムトリップしたような気分になるあの感じ。あれを工事中の建物でやる。
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他にも、建てられた時代背景、このビルで過ごしてきた人たち(テナント)、ビルが見ていた風景とその街の変化などが、スマホをかざすと音楽つきの動画で見られたら(こちらはQRコードでいける)、ちょっと切なくて、でも少しだけ身近に感じられるかもしれない。

そして、世界に誇る解体技術、キーとなる作業日の現場リアルタイム中継(解体ショー!)とか、連日いろいろなプログラムが行われていたら、街中の工事現場でさえ、ちょっと面白いスポットになるかもしれない。

一種のエンターテーメントとして、通行人が避けて通る場所から、観に行く場所に変貌させる。

危険と隣り合わせで戦っているのにそんなチャラチャラにつきあってる時間はない、そんな甘いもんじゃない!とかいう反論も聞こえてきそうだけど、

でも今、職人が足りない2020年東京オリンピックに向けこの業界は人手不足。ビルだけでなく、道路や橋梁など50年前のインフラもあちらこちらで老朽化が進んでおり、対策していかなければならないのだけれど人手が足りないと言っている。

周辺住民の理解がより進み、この職業は面白そうだ、やりがいがありそうだと思って、職人になりたい若者が増えるような試みのひとつとしてのトライアル。

ビルオーナーが個々でがんばる、というよりも、建設から解体までの一生涯をメモリ化する新たなサービス事業形態を、不動産デベロッパーと建設各社、場合によっては都市計画などにも組み込んでいくような、新たな試みに広げていくことを考えてみたらどうでしょうか?

あんのでした。

「経費削減!」「働き方改革!」社内ポスターって、どれだけの効果があるの?

ふと社内を見渡すと、あちらこちらに様々なポスターが貼ってある。普段、目には入っているのだろうけれど、風景の一部になっていて、改めて意識して見てはいないことに気づいた。

ポスターの目的は、認知させる・記憶に残すといったものだけれど、実際には一体どれだけの効果があるのだろう。

よほど面白いとかインパクトあるポスターであれば話題になったりもするだろうけれど、逆にその話題性の方が内容を陵駕してしまい「で、あれって何なんだっけ?」みたいなこともよくある気がする。(TVCMでもありがち)

オフィスに貼られているポスターの中で、今期の目標とかイベント告知などは、具体的でまだ目に入るけれど、「経費削減!」とか「〇曜はノー残業デーです!」とか、最近は「働き方改革!」なんてのも。従業員の意識やモラルアップを促す、概念的なポスターも結構貼られていて、それらの効果について少し疑問に思った。

これって自社だけでなく、多くの企業にお邪魔した際、皆同じような風景を見かけるからどこも同じなのかもしれない。

特に意識していなくても目に入るだけで多少効果があるはずだから、ポスター全てが無駄とか不要だとは思わない。

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ももし本当にそこで訴えている内容を徹底的にやらなければならない、やらせなければならないのであれば、対象者全員にタイムリーにメールしたり、管理者層の人事評価に組み込んだり、システム的に実現を図るなど、やりようは色々あり、また、それぐらいやらなければ、掛け声だけではなかなか実現できないものだと思う。

その中でポスターでなければいけない理由は?とよくよく考えると少しわからなくなった。

ポスターは効果が測りづらい。それは社内の誰に向けたメッセージで、その対象の何%がいつ何回そのポスターを見て、その結果、その通り行動を起こしたかどうかの効果が測れない。

中には、作成部門がいかにも「仕事しました」の主張ためにやってる感が否めないといったものも正直ある。

もしポスター自体かその周辺にカメラがついていて、最新の自動販売機やデジタルサイネージのように、顔認証と視線の動きにより効果を測定できるようにすれば、定量効果が測れて対策も打てるけれど、「経費削減」を訴えるポスターにそこまで経費かけるか?ってね…。(苦笑)

電車内や駅構内なども徐々にデジタル広告に移行しつつあり、紙広告は今後、減少傾向が続いていくのだろう。

人が通った瞬間、カメラで性別や年齢を推定し、その時の天候・気温などにも対応して広告を変化させるといったマーケティングを志向し出してきているから。

「暑くてもアイスコーヒーよりホットを飲みたい私には、表示される冷たい飲み物の提案なんて通らないけどね!」なんて高をくくっている今だけど、近い将来、デジタルサイネージの前を通った瞬間、もし35度の猛暑日にホットコーヒーを提案されたら、ぞーっとしちゃいますけれどね。(そこまで瞬時に個人認証&個人情報把握されてるのか!ってね)

あんのでした。

道路渋滞をなくせば、消費税なんていらなくなるんじゃない?

◆ 今年もお盆休みの高速道路渋滞のニュースが流れている

「お盆渋滞」って、俳句の夏の季語に昇格させてもいいのではないかと思うほど、毎年同じニュースが飽きもせず繰り返され、高速下り渋滞60Km表示と、どこまでも続く車列の空撮映像がTVで流れている。

この渋滞、良いことはほとんどない。(ずーっと一緒にいたいラブラブカップルにはそれすら楽しい時間かもしれないけれど、普通一般的には)運転手はイライラするし疲れるし、後部座席の子供たちは飽きて騒ぐし、ガソリン燃費は悪いし、やっと入れたSAでもトイレや食事処は長蛇の列でまた並ぶ。

本来その時間分、遊んだりゆっくり食事したりできたはずなのに、運転だけで疲れてぐったり…休暇も半分無駄にした感じ。

この渋滞による経済的被害は実際甚大で、国土交通省による「国土交通省生産性革命プロジェクト」レポートによると、道路移動時間の約4割が渋滞損失である状況と記載されている(年間/日本全体)。

これは年間約50億人時間、推定約280万人分の労働力に匹敵する計算だそう。

ちなみに10年前の同省の資料では「国で年間に発生する渋滞損失は約38.1億人時間、貨幣価値換算すると約12兆円にも上り、環境問題、経済効率の低下等を引き起こしている」とあった。

これを基準に計算すると、現在損失額はさらに増え、貨幣価値換算で18兆円もの経済的損失だというのだからびっくり!つまり日本は経済活動18兆円分を道路渋滞で無駄にしているということ。

18兆円といったら消費税の税収に匹敵する。

だったら!消費税でわざわざ景気に水さすより、渋滞をなくせば消費税丸々分の経済活動が生まれる可能性があるじゃないですか!と、素人発想でそうも言いたくなる。

◆ なぜ渋滞が起こるのか

皆一度は思ったことあるのでは? 事故も合流もない何でもない場所で渋滞が起こっている時「渋滞の先頭のヤツは一体何やってんだ!?」という疑問と文句。

前出のレポートには、渋滞の発生要因(NEXCO 3社データ)も記載されていて、渋滞を最も多く引き起こす原因は「サグ部及び上り坂で全体の約3割とある。インターチェンジ、事故、工事などの原因よりずっと多い。

サグというのは下り坂から上り坂にさしかかる部分のことで、緩やかな差だから運転手本人は意識していないけれど、知らず知らずアクセルを弱めてしまい速度が低下しやすい場所。前方で速度が落ちるから、後続車は車間をあけるため少しブレーキを踏み、それが次々と連鎖して結果渋滞を生むことにつながるというメカニズム。

ちなみにトンネルも無意識に速度低下のおこる場所。「東名高速 大和トンネル付近」というのがまさにサグとトンネルの二重奏。どうりでいつも渋滞しているわけか、納得。
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だから、道路改修などでそういう箇所を減らしていく試みも重要だけれど、人間の無意識のなせる技に対しては、やはり期待したいのは自動運転技術かな。

以前は料金所が渋滞の大きな原因のひとつだったのがETC導入で解決されたように、新たな技術が様々な問題も解決していく。

現在急激に進歩している自動運転が確立されれば、無意識に速度が落ちるとか無駄なブレーキを踏むといったことが減って、当然事故も減り(ついでに事故の見物渋滞というのも)、渋滞ってなーに?という時代がくるかもしれない。

無駄な18兆円分が浮くだけでなく、その技術開発のための投資もさかんになり、経済活動も活発になっていけば、消費税なんていらなくならない!?

あんのでした。

AI(人工知能)の時代だから、ラジオ復権の予感。テレビはうかうかしてられない?

TVのライバルは、スマホや動画サイトだと言われて久しい。

今はさらに、AbemaTVなど無料のネットTVや、Amazonプライムの映画見放題オンデマンドサービスなど、テレビ番組の競合が一層増えてきている。

けれどここにきて、もしかして、ちょっと「ラジオ」に戻るかも!と、少しだけ思ったニュースを聞いた。

エフエム和歌山では、アナウンサー不在のスタジオで、AI(人工知能)のナナコちゃんが新聞や天気予報の原稿を読んでいるという。ちゃんと抑揚もあり、違和感も少なくて、人間だと思って聞いているリスナーも多いそうだ。

地方でのアナウンサー不足からの苦肉の策だったらしいけれど、深夜・早朝帯の放送や、防災・緊急放送などにも適しているから、今後AIアナウンサーを導入する放送局が増えていくのではないだろうか。

AIはすでに、記事自体も自動で作成できるようになってきている。(記事のジャンルはまだ限られるけれど)

でもそのうち、世界中の刻々と変わる情勢や出来事など、様々な情報をリアルタイムで収集、それを元に即、AIが365日24時間休みなく次々と記事をつくり、そのまま音声合成でアナウンスする、といった時代はもう目の前のような気がしてきた。

(残業代や休日勤務手当もいらないしね。ただ、誤り是正や、暴走しないようチェックする人間は必要だろうけれど。)

そうなったら、どの局も同じような、一部の情報を毎日取り上げ続けるようなテレビのニュースよりも、常に新しく幅広いネットラジオのAIニュースの方が聞きたいという人が、少なくないかもしれない。

AIのナナコはAmazonAWS(アマゾンウェブサービス)の人工知能を使っているそうだけれど、そのAmazonが発売しているアシスタントデバイスAlexaアレクサが米国で結構売れているらしい。Google Assistantなどと競いながら今後、急速に進化をとげていくだろう。
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ただ日本人としては、筒状のスピーカーに話しかけるよりも、人型ペット型(ロボット)をしていた方が親しみを持てる気がするのだけれど…。(私だけかな)

忙しくてじっとしてテレビに向かっている時間のない人、スマホやPCで目が疲れてしまっている人(私ですね)にとって、家で他の何かをしながらでも情報収集ができたり、楽しめたりしたらとても便利。

家事や育児をしながら、スマホでLINEやゲームしながら、何か趣味をしながら、寝転んで目をつぶりながら、「経済ニュースが聞きたい」「雨は夕方にはやむ?」「明日のネットスーパーの特売品は?…じゃあそれ2個頼んでおいて」「静かなゆったりとした音楽をかけて」とか、何の操作もせずに、話しかければすぐ応えてくれるAIoTデバイス

あー、いつか映画か何かでみた光景だ。もう現実になるんだな…

そんなこと言いつつ、実は私は結構テレビも好きなので…テレビ局さん、うかうかしていると、思わぬ形でのラジオ復権で、さらに競合、増えちゃうかもよ。

あんのでした。

オフィスに自由に出入りできなくなったから、IoTを送り込む

オフィスのドアの外、廊下の壁際にスーツ姿の女性がずっと何時間も立っている。ドアを出入りする人皆に「お疲れ様です」と笑顔で会釈しながら声をかけている。

最初何なのかよくわからなかったが、後にようやくそれが生命保険の勧誘員だということに気づいた。

大変そうだ。彼女たちは、声をかけて少しでも反応があればまずこの部屋の人間かどうか確かめる。そして名前を聞き出し、それに成功すると年齢を聞き出し…と、廊下で少しずつ質問を重ね、情報を得ようと頑張っている。

でも呼びかけられて素直に対応する人は少ない。絡んでいるのは退屈しのぎか、若い女性とお話しできるのがうれしいオジサン(おっと決めつけちゃいかんですね)が多いように傍目からは見受けられ、実際のところ彼女たちが芳しい営業成績を残せているかどうかは微妙。(新人教育の一環かもしれないけれど)

思い返せば以前は、企業担当の保険外交員がほぼ毎日社内を自由に闊歩していた。デキル人で、色々な人とおしゃべりして回り、下手な社内の人間よりずっと情報通。多くの社員がその人の勧める保険を契約していた。
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オフィスのセキュリティが年々厳しくなり、いつの頃からか、社外の人間はドアの内側にフラッと入っていけなくなった。設計・開発部門などは昔から厳しかったけれど、本社・事務・営業などのオフィスには結構自由に出入りできていたのだけれど。

そういえば、ヤクルトさんも毎朝台車を押して当たり前に室内に入っていた。皆の名字と机も知っているから、ヤクルトやミルミルなど各人の契約している飲料を毎朝手渡しつつ軽く世間話をして回っていた。(たとえ不在でも勝手に机に置いていくすごさ)

社外の人があんな堂々と机を回れて、その上「あれ?今日はお疲れみたいですね、忙しいんですか?」「いやぁ実はね、来週の〇〇に向けて準備が大変でね…」みたいに自然に様子を聞けたりするんだから、企業情報を集めたい人はヤクルトさんになるという手もあり…? なんて、当時その様子を見ながら密かに思ってた。(失礼ですよね、すみません。ヤクルト社は規定などでコンプラ遵守してると思うけど)

多くの企業(特に大手)はすでに、社員証がICカードになって入退出や購買・決済を管理し、社外の人間は、いつ何の用事で誰に面会するか事前アポをとらないとオフィスに入れなくなり、ただ世間話をしにいくような気軽なコミュニケーションがとりづらくなった。セキュリティなどの面で仕方ないけれど、そうやって信頼関係を築き上げ、結果的に大きな成果を出してきた世代のボヤキもよく聞かれる。

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富山の置き薬形式でお菓子の無人販売をしているオフィスグリコの成功を経て、次は無人のオフィス内コンビニが始まったようだ。社内でのコンビニ自動販売機は以前からあったけれどもっと進化し、社食がわりのお弁当も売る無人コンビニはIoT(モノのインターネット)で、どこでどの日時どの商品がどれだけ出ているかがリアルタイムでわかる。商品取り出し・支払いは社員証だから無銭飲食はできない。

だから、例えば残業食が急増したとか、何か通常トレンドと違う売れ行きがあれば、「何かあるな」などとわかるだろう。

自由に歩き回れなくなったオフィスで、対面販売に代わって新たにIoT機器が、オフィスにおけるマーケティングや従業員の情報を狙っている。

あんのでした。

東京五輪まであと3年。明日、テレワーク・デイというのをやってみます

3年後の明日、2020年7月24日は、東京オリンピックパラリンピックの開会式。3年を切ると、いよいよ近づいてきた感じがしてくる。

そのため明日は、交通機関や道路が混雑する朝、一斉に時差通勤や在宅勤務などのテレワークを行うことで混雑回避を狙う「テレワーク・デイ」が行われる(今年から五輪までの毎年7/24に実施)。

ちなみにテレワークのテレとは「遠い」とか「離れた場所で」という意味で(テレビ・テレホンのテレ)、自宅など勤務先とは離れた場所で仕事するということだそう。

2012年のロンドン五輪で実施したテレワークが成功したことから日本でもやろうと、国と東京都が旗を振り、参加企業・団体を募集した。

確かに、通常でも都内の朝は電車も道路も混雑がすごいのに、加えて五輪を見に行く人、観光客、諸商業活動、警備やそのための交通規制なども加わり、大混雑・混乱が生じるであろうことは想像に難くない。

だからそのための予行練習を3年間実施するというのは必要なことかもしれない。

じゃあ「いっそのこと祝日にしちゃえばいいじゃない?」とも思うけど、単なる混雑回避だけでなく、国が掲げる「働き方改革」の推進のための仕掛けでもあるらしい。

テレワークを行うためには自宅などどこからでも安全・快適に企業内ネットワークへのアクセスや遠隔会議などができるよう、モバイルやクラウドなどICT環境を整える必要があるし、そうやって働ける環境を整えることで、在宅勤務やワークライフバランスを推進したい政府の思惑ぷんぷん。

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ともかく今回は、900件以上の企業や団体が参加を表明した。

合計9万人が、朝の通勤ラッシュを避けることになる計算で、それで実際に明朝の電車はどう変わるのか!?

私もこの週末、会社のPCを持ち帰ってきていて、明日はちゃっかり自宅でテレワークを行う予定。だから朝の様子は見られない。でも午後にはミーティングがあり、そのために結局は出勤するのだけれど。(テレワークの意味ないし!と全員つっこむだろうな…)

これから3年で、日本の企業の働き方はどう変わっていくのだろう

あんのでした。