読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

働くデフレーゼ!女性目線のマーケティング

デフレ時代を賢く生きたい生活者として、長年企業で働く女性として、日々の暮らしや仕事でふと感じたり、こんなものがあればいいのに!と思ったことを綴っていきます

苦しい検査はもう不要!? 1滴の尿で、がんを早期発見!

検診でバリウム検査をするたび、診察台の上でグルグル動き回りながら考える。
「なぜこんな大変な思いを…現代の医学なら、もっと何とかましな方法ないの!?」

検査前日から、色々と気を遣うことが求められる。
前夜からの食事の調整。当日の朝からは水も飲んではいけないとか何とか。

そして検査スタート。

まずは発泡剤を水で一気に飲めと、ゲップしそうになるけど我慢しろと、最初からハードル高い指示。

続けて結構な量のドロッとしたバリウムを、我慢してのどに無理やり流し込む。
昔よりは随分味も飲みにくさも改善されたものの、それでもまだまだ得体の知れないのど越し感。その瞬間胃がぐっと押されたように重く感じるのも不快。

そして、動く診察台の上で横になると、ガラスの向こう側から絶え間ない指示。
「左に回って、はいストップ、はいそのまま今度はお腹を下にして右に、あ、手は返してグリップ握って、回って、も少し回って、もう少し、あ、行き過ぎ。ちょっと戻って、そうゆっくり、はいストップ、動かないで。ハイ次は上から一周ぐるっと回りましょう。あ、げっぷは我慢して~。」
というのを、妙な恰好しながら、なんとなく情けない気持ちで延々10分ぐらい続ける。(もっとずっと長くやってる気がする…)

検査終了後、まるで食事した小さい子のように、口の周りに白く残ったバリウムの跡を拭い、下剤を飲み、やっと終了。

うーーーん。

f:id:anno1532:20170420002933p:plain

本当は胃カメラの方が、内部がより詳しくわかるし、てっとり早いとは思うものの、以前カメラを入れた時の苦しさを思い返すと、まだバリウムの方がましだと、毎年ぐるぐる転がってるわけで。

胃カメラも進化し、カプセル内視鏡が出たと聞いた時は「やった!」と思った。
カプセルには超小型カメラが搭載されていて、飲むだけで、体の中を通過しながら勝手に写真を撮って遠隔地に送信してくれるという画期的な検査法。

でも現実は厳しい。ごくんと飲むにはまだサイズが結構大きいし、排出時に自分でカプセル回収って…。(汗&涙)
そして何より、ただの検査では保険が効かないため10万円近くもするようで、とても手が出せない。

喉ではなく鼻から入れる内視鏡検査もある。喉からのあのむせる苦しさや痛さがない分、楽だというけれど、鼻の粘膜が弱い人にはつらいらしいとかで、これも試す勇気がでない。

ところが昨日!

日立製作所とHIROTSUバイオサイエンスが、線虫を使ってがんを早期発見する検査法(N-NOSE)の実用化に向けて共同研究を行うという記事を読んだ。

ニュースリリース:2017年4月18日:日立

線虫って何だ?よくわからないけど、でもとにかく、その線虫様によって
たった1滴程度の尿だけで、様々ながんを早期に発見でき、
その判定精度は約93.8%。そのうえコストは安価で数千円程度で済みそうだという。

すばらしい!

そういえば2年位前に、何かでその研究の記事を読んだことを思い出した。
「すごい!早く実現するといいな。」と思いながら今まで忘れていたけれど、こうやってずっと着々と研究開発を続けてくれていたんですね。

線虫はガンの匂いにひかれて近づくという不思議な性質を利用したそうだけれど、
最初に気づいたこともすごいことながら、そこから長年にわたり突き詰めていくプロセスというのが本当にすばらしいことだと頭が下がる。

この検査法が実現したら、今のように、部位ごとの採血や様々なガン検査をしなくても済むようになって、検査する側とされる側の労力も時間も、国の医療費コストも大きく改善されることだろう。

その時を心待ちに、仕方ないから今年もまた、情けなくグルグル転がろう。

あんのでした。