働くデフレーゼ!女性目線のマーケティング

デフレ時代を賢く生きたい生活者として、長年企業で働く女性として、日々の暮らしや仕事でふと感じたり、こんなものがあればいいのに!と思ったことを綴っていきます

道路渋滞をなくせば、消費税なんていらなくなるんじゃない?

◆ 今年もお盆休みの高速道路渋滞のニュースが流れている

「お盆渋滞」って、俳句の夏の季語に昇格させてもいいのではないかと思うほど、毎年同じニュースが飽きもせず繰り返され、高速下り渋滞60Km表示と、どこまでも続く車列の空撮映像がTVで流れている。

この渋滞、良いことはほとんどない。(ずーっと一緒にいたいラブラブカップルにはそれすら楽しい時間かもしれないけれど、普通一般的には)運転手はイライラするし疲れるし、後部座席の子供たちは飽きて騒ぐし、ガソリン燃費は悪いし、やっと入れたSAでもトイレや食事処は長蛇の列でまた並ぶ。

本来その時間分、遊んだりゆっくり食事したりできたはずなのに、運転だけで疲れてぐったり…休暇も半分無駄にした感じ。

この渋滞による経済的被害は実際甚大で、国土交通省による「国土交通省生産性革命プロジェクト」レポートによると、道路移動時間の約4割が渋滞損失である状況と記載されている(年間/日本全体)。

これは年間約50億人時間、推定約280万人分の労働力に匹敵する計算だそう。

ちなみに10年前の同省の資料では「国で年間に発生する渋滞損失は約38.1億人時間、貨幣価値換算すると約12兆円にも上り、環境問題、経済効率の低下等を引き起こしている」とあった。

これを基準に計算すると、現在損失額はさらに増え、貨幣価値換算で18兆円もの経済的損失だというのだからびっくり!つまり日本は経済活動18兆円分を道路渋滞で無駄にしているということ。

18兆円といったら消費税の税収に匹敵する。

だったら!消費税でわざわざ景気に水さすより、渋滞をなくせば消費税丸々分の経済活動が生まれる可能性があるじゃないですか!と、素人発想でそうも言いたくなる。

◆ なぜ渋滞が起こるのか

皆一度は思ったことあるのでは? 事故も合流もない何でもない場所で渋滞が起こっている時「渋滞の先頭のヤツは一体何やってんだ!?」という疑問と文句。

前出のレポートには、渋滞の発生要因(NEXCO 3社データ)も記載されていて、渋滞を最も多く引き起こす原因は「サグ部及び上り坂で全体の約3割とある。インターチェンジ、事故、工事などの原因よりずっと多い。

サグというのは下り坂から上り坂にさしかかる部分のことで、緩やかな差だから運転手本人は意識していないけれど、知らず知らずアクセルを弱めてしまい速度が低下しやすい場所。前方で速度が落ちるから、後続車は車間をあけるため少しブレーキを踏み、それが次々と連鎖して結果渋滞を生むことにつながるというメカニズム。

ちなみにトンネルも無意識に速度低下のおこる場所。「東名高速 大和トンネル付近」というのがまさにサグとトンネルの二重奏。どうりでいつも渋滞しているわけか、納得。
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だから、道路改修などでそういう箇所を減らしていく試みも重要だけれど、人間の無意識のなせる技に対しては、やはり期待したいのは自動運転技術かな。

以前は料金所が渋滞の大きな原因のひとつだったのがETC導入で解決されたように、新たな技術が様々な問題も解決していく。

現在急激に進歩している自動運転が確立されれば、無意識に速度が落ちるとか無駄なブレーキを踏むといったことが減って、当然事故も減り(ついでに事故の見物渋滞というのも)、渋滞ってなーに?という時代がくるかもしれない。

無駄な18兆円分が浮くだけでなく、その技術開発のための投資もさかんになり、経済活動も活発になっていけば、消費税なんていらなくならない!?

あんのでした。