働き方改革で、夜もサクサク「ピット飲食」?
「ランチどこ行く?」と同僚と店を決める際、午後一番で会議とか、アポの移動があるので休み時間をフルに使えない時に、「サクッと」とか「サクサクで」などと言う。
「時間があまりないから、並ばずにすぐ入れて、待たされずに注文が出てくる店に行こう」という意味がこの4~5文字に入っている。
12/12、リクルートホールディングスが発表した2018年のトレンドを表すキーワードのひとつに「ピット飲食」というのがあった。
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これは、自動車レースの、ピットに入って短時間で整える「ピットイン」と「飲食」のかけことばで、
働き方改革やワークライフバランスなどの掛け声のもと、残業を減らして早めに仕事を終えるようになり、仕事後の予定や副業に行く前の隙間時間にサクサクっと軽い飲食でモードチェンジするニーズが高まっていることをそうネーミングしたようだ。
従来、遅い時間帯にはやる店(バーなど)も、そういうニーズを見越して、ライトで安価な食事やアルコールメニューで、早い時間帯の新たな需要を掘り起こそうという動きが来年、より活発化してくると予想しているようだ。
でも結構前から、牛丼屋やファミレスなどでは安価なちょい飲みメニューの提供が始まっていて、仕事帰りとおぼしきひとり飲食が今は当たり前になっているけど。
飲んで長居するわけでなく、次に行く前のサクサク、ってところが違うということなのかな。でもなんか、夜も忙しそうですね…
じゃあランチも今後こう言うようにするかな。
「ランチどこ行く?」「ピットインで」・・・う~ん、やめた。
実際のF1レースでは、チームクルーがドライバーにピットイン指示するとき、「Box、Box Box」って言ってるしなぁ。
「ねえ、ランチどこ行く?」「ボックス」・・・このほうが個人的には好きかも。
あんのでした。