1年かけてコンプリートさせる、壁掛けカレンダー!
今年も、来年のカレンダーを準備する季節がやってきた。
以前、年末には多くの店頭で「ご自由にどうぞ」とロゴや宣伝の入ったカレンダーを配布している光景が随所で見られた。
また、お得意様に今年お世話になったご挨拶として、筒状に巻いたカレンダーを紙袋いっぱいに持った営業員と思しき人を電車でもよく見かけた。
そのカレンダーは、美しい風景や花、その会社がCM起用しているタレントの写真など結構豪華、紙質も上質なもので、そういうカレンダーが手に入るとうれしかった。
1年中それを見て過ごし、月替わりにめくる一瞬は、次はどんなかな?とちょっと楽しい。
今も配布している店や企業はあるが、その数は随分減ったように思う。いただけても、以前と比べると小さな卓上型に、それも簡易なものに変わっていたりする。
やはりリアルコミュニケーションに使う経費は削減され続けているのだと感じる。
いくらデジタル化が進んでも、やはり紙の大きなカレンダーは日々の生活では必要便利なもの。
書店にも様々なタイプのものが売られているが、「素敵だけど2,000円かぁ…」と躊躇しつつ(デフレーゼだからね)、100円ショップに行ってみた。
結構いろいろあるじゃない!ただ、大きいものは写真やイラストも何もない、日だけが大きく書かれた、全体的に白い印象の極めてシンプルなものだ。紙質も多少落ちるが、何しろ100円だしな…。
そこで考えた。
このような大き目シンプルカレンダーを、1年かけて完成させていく新しい楽しいカレンダー!
日めくりカレンダーは、1年分から毎日1枚ずつめくって(破って)今日の日付を示すけれど、これはそれと逆。
毎日1枚ずつ、前日の日付の枠にシールを貼っていく。今日が4日なら3日を隠すように上からシールを貼る。日の枠いっぱいの大きめなシール。すると見える4日が今日ということになる。
シールはきれいな写真やイラスト、アニメキャラクタなどをシリーズで揃えたものを毎日1枚ずつ貼っていき、1カ月や1年でアイテムコンプリート!
少し厚めでキラキラ光るシール素材など色々あるから、そういうものを毎日貼っていくと、元の紙質が多少悪くても、デコってるみたいに日々カレンダーが豪華になっていく。インスタ映えオリジナルカレンダーってとこかな。
全部貼り終えたら1枚の絵や写真が現れて、好きなデザインのポスターになるバージョンもいい(ジグソーパズルみたいに)。
孫や家族の大きな写真シールを分割カットしたものを、おじいちゃんおばあちゃんに贈って、毎日貼っていく楽しみを。写真館や結婚式場あたりもオプションサービスでやりそう。
プリクラ、街の証明写真機、コンビニコピー機などに、このシールカードを出力する機能を付加すれば(簡単なはず)、インフラはすでにいくらでもある。
だからゲームアプリ、例えばPokémon GOとタイアップして「獲ったポケモンと同じカードシールがコンビニでGET(出力)できるよ!」みたいにすれば、
リアルとバーチャルの両方で収集・コンプリート癖をかきたてる。一層レアポケモンを入手したくなるから、ゲーム熱も長く続くでしょう?
平成の後が何という元号になろうと問題ない。決まったらそういうシールつくればいい。訂正部分だけシールにするから恰好悪いけど、最初から全部シール貼ったら完成、という形なら問題ないじゃない?
あ、でも曲がって貼ってしまっても大丈夫なように、貼り直せるシールにしてね!
あんのでした。